この本には、かわいい妖怪やかっこいい妖怪がつぎつぎ出てきます。全員がゲームやスマホの世界、コンピュータシステムの世界に生きている妖怪です。この妖怪たちについて知ることができれば、ゲームやスマホが、どうやって動いているのかがわかるようになって、ちょっとかんたんなゲームなら、自分でも作れるようになります。
お話の舞台となる“システム界”では、コンピュータプログラムの骨格となる「アルゴリズム」が、個性的な妖怪たちの姿で現れ、こどもたちを冒険へと導きます。妖怪たちとの交わりや事件を通じて、プログラムの仕組みと書き方を学べるようになっています。少しむずかしいところもありますが、ぜひ、親子一緒に楽しんでください。学校やプログラミング教室の教材としても、きっと役立ちます。
■著者プロフィール
宮嵜 淳(Miyazaki Makoto)
2002年からIT企業にて、プログラミング言語のJavaを使ったシステム開発に専念。2014年1月に株式会社ディー・エヌ・エーに入社し、エンジニアとしてシステム開発に従事する傍ら、部署内の人材育成に積極的に取り組む。このとき、目の前の人材だけでなく、小中学生向けのプログラミング学習が必要であると考え、某公立中学校の学習教材提供等、子供向けの学習手法を独自に研究。その中で「アルゴリズムを何かに喩え、その習性として理解させる」という手法に至り、本書を上梓した。
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■[本書の主な内容] |