システム設計に必要な考え方がわかる!
ブロックチェーンの登場により、誰もが自由に誰とでも直接取引できる世界が訪れようとしています。これまで効果ばかりが注目されましたが、今日、問われているのは、ブロックチェーンで何を実現するのかの目的と、適切な利用技術の選択です。
本書はブロックチェーンを活用するシステムにおける“設計の考え方”を提示します。第 I 部の「基礎知識編」では、ブロックチェーンを深く知るために、技術的な特徴を支えている仕組みを解説します。第 II 部の「システム設計編」では、ブロックチェーンをアプリケーションシステムに組み込む場面を想定し、具体的な設計の考え方を展開します。
皆さんがブロックチェーンの仕組みを理解し、それをシステムの構成要素として選択し活用する場面で、ぜひ本書を役立ててください。 (本書「まえがき」より抜粋して編集)
※読者特典
本書の内容は簡易電子版コンテンツ(固定レイアウト)の形でも閲覧可能です。
・ご利用は、本書1冊につきお一人様に限ります。
・閲覧には、専用の閲覧ソフト(無料)が必要です。この閲覧ソフトには、Windows版、iOS版、Android版がありますが、Mac版はありません。ご了承ください。
■著者・監修者プロフィール
中村誠吾(Nakamura Seigo)
日本ユニシス(株)所属。日本ユニシスグループのアプリケーション開発標準であるMIDMOST for Java EE Maia/.NET Maris の開発に携わり、金融・製造流通など様々な分野でのシステム開発にアプリケーションアーキテクチャ策定担当として参画。2016年よりブロックチェーン技術の調査・評価を開始し、ブロックチェーンを活用したシステムの開発を主導。
中越恭平(Nakagoe Kyohei)
日本ユニシス(株)所属。入社以来、アプリケーション開発におけるサーバーサイドとフロントエンドの設計・開発を担当。2016年よりブロックチェーン技術の調査・評価を開始。EthereumおよびHyperledger Fabricを使用したシステム開発プロジェクトに複数参加し、システム全体の設計・開発を担当。
牧野友紀(Makino Tomonori)
日本ユニシス(株)所属。XML、Webサービスなどインターネットを介したアプリケーション間の通信技術に黎明期から携わり、顧客業務へ適用など各種プロジェクトで実用化を主導。2016年より、ブロックチェーンを活用した新しいサービスの企画・立上げに従事。
宮崎英樹(Miyazaki Hideki)
日本ユニシス(株)所属。おもちゃ券(現・こども商品券)事業の立ち上げに参画。1993年より金融部門にてクレジット関連システムの開発に従事し、2016年より業種横断の新規ビジネス開発およびブロックチェーン関連ビジネスに従事。
■本書の主な内容
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