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  システム構築の大前提──
ITアーキテクチャのセオリー
 

EAの真ん中にデータHUBを構築せよ!
中山嘉之 著
A5判 292ページ
定価:3,000円+税
ISBN:978-4-86594-116-6
2018年6月中旬刊行
「伝説の情シス部長」、日本を代表するITアーキテクトの一人である著者が30年の経験と洞察のエッセンスを本書で公開。核心はEA(Enterprise Architecture)の実践手法、そして「EAの中心に全社データHUBを据える」というセオリーにあります。IT協会(日本能率協会グループ・公益社団法人企業情報化協会)「ITマネジメント賞」を受賞したアーキテクチャの全貌が明らかになります。ユーザ企業はもちろん、大企業を顧客に持つITベンダにとっても、何度も読み返すべき知恵の源となるでしょう。
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プログラマの開発資産はソースコードでしょう。けれど、ユーザ企業に大切なのはデータ(情報資源)の方です。この真理は、クラウド移行、ビッグデータ、IoT、AI導入等により重要度を増しています。企業がデータセントリックの視点に立ち返るべきは、むしろこれからでしょう。本書の著者が「伝説の情シス部長」、「日本を代表するITアーキテクト」と呼ばれる理由もそこにあります。


■「本書を推薦します。」

・山岸耕二氏(株式会社メソドロジック代表取締役社長)
・細川 努氏(株式会社アーキテクタス代表取締役社長)
・渡辺幸三氏(有限会社ディービーコンセプト代表)


※本書の内容は、株式会社アイ・ティ・イノベーションのホームページに掲載されている計100回の連載「現場を極めたITアーキテクトが語る」のコンテンツを全面再編集し、著者自身による大幅な加筆・修正を加えて1冊にまとめたものです。

※読者特典
本書では読者特典として、この紙版の書籍と同一の内容の電子版(固定レイアウト)を無料で閲覧することができます。
・この読者特典をご利用頂けるのは、本書1冊につきお一人様に限ります。
・上記の電子版の閲覧には、専用の閲覧ソフト(無料)が必要です。この閲覧ソフトには、Windows版、iOS版、Android版がありますが、Mac版はありません。ご了承ください。


■著者プロフィール

1982年より協和発酵工業(現・協和発酵キリン)の情報システム部で30年間社内システムの構築に携わる。メインフレームからオープン環境へとITが変遷するなか、DBモデラー兼PMを担い数多くのシステムを完工。2005年からは部門長とアーキテクトの二足のわらじを履き、2010年にエンタープライズデータHUBによる疎結合アーキテクチャの完成に至る(IT協会ITマネジメント賞受賞)。2013年1月よりアイ・ティ・イノベーションにてコンサルティング活動を開始し、同年7月よりビジネステクノロジー戦略部を立ち上げ、今日に至る。


■本書の主な内容
■第T部 何をなすべきか?
第1章 問題の所在
第2章 取り組むべき課題は何か?
第3章 取り組みにあたっての留意点
■第U部 アーキテクチャ
第4章 EA:エンタープライズ・アーキテクチャ
第5章 DA:データアーキテクチャ
第6章 AA:アプリケーション・アーキテクチャ
第7章 TA:テクノロジ・アーキテクチャ
■第V部 戦略ソリューション
第8章 エンタープライズ・データHUB
第9章 マスタデータHUB
第10章 トランザクションデータHUB
第11章 情報系データウェアハウス
■第W部 戦術ソリューション
第12章 リポジトリで情報を可視化
第13章 ゆるやかなシステム移行
第14章 近未来へ先手を打つ
解説 [渡辺幸三]
ほか