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  ソフトウェアとしてのRFID
−メカニズムと開発手順−
 

「食品ロス」を無くす仕組みや、
「あのショップ」でも使われている「あのPOSシステム」の作り方がよくわかる!
真間 則行 著
B5変形判 248ページ
定価:3,000円+税
ISBN:978-4-86594-219-4
2020年5月上旬刊行
最近、「食品ロス」とか「無人コンビニ」や「物流の効率化」といったキーワードが新聞やTVで話題になることが多くなってきています。あるいは、洋服を買いに行ったとき一瞬にしてレジの精算が終わってしまうのを体験した人も結構いるのではないでしょうか。
これらの仕組みを実現するのが「RFIDタグ」です。
近年では、RFIDタグは、物流で使われているパレットやカゴ台車、あるいは工事現場での各工具にも付けられており、在庫管理・物流管理に大きく寄与しています。
本書では、このRFIDを使ってシステムの設計および構築を行う開発担当者、SE、プログラマ、そしてRFIDを実際に使うユーザを対象に、グローバルな標準でシステムを構築するために何が必要かを解説しています。
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■本書の構成

大きく4つの部分から成り、第 I 編は、RFIDの基本的な使い方、および具体的な活用例や将来像を紹介しています。第 II 編は、RFIDで使用される標準コードの考え方や、RFIDタグ・リーダの基礎的な動作原理といった、RFIDシステムを構築するうえで知っておくべき基礎知識を紹介しています。第 III 編は、RFIDを設計・導入する際の注意点や、設計の具体的なステップについて説明しています。そして第 IV 編では、ソフトウェアを開発する際の大まかな手順を示し、簡単なプログラム例を紹介することで、各社で使われるRFIDコマンドがどのように異なっているかなどを説明しています。


■本書の主な内容
第 I 編 RFIDを活用する
第1章 RFIDとは
1.1 RFIDの概要
1.2 RFIDのしくみと特徴
1.3 RFIDのメリット
1.4 RFIDの注意点
1.5 RFIDタグの種類
1.6 RFIDの弱点
1.7 最初に理解してほしいポイント
第2章 RFID活用例
2.1 現状の利用方法
2.2 購買行動の把握
第3章 RFIDの将来像
3.1 RFIDタグの将来像
3.2 社内の可視化が進んでいく
3.3 物流の改善が始まる
3.4 センサー付きタグが広がる
3.5 経済産業省の委員会の中で描いた将来像
3.6 スマート機器は特定の業界から広がる
第 II 編 RFIDのしくみを理解する
第4章 RFIDにおける標準化
4.1 標準化の動き
4.2 GS1識別コード
4.3 標準コードの利点
4.4 EPC領域の大きさ
4.5 EPCコード・エリアの構造
4.6 GTINのエンコード方法
第5章 RFIDタグを理解する
5.1 タグの機能
5.2 タグの情報
5.3 EPC領域
5.4 タグのセキュリティ
第6章 RFIDリーダを理解する
6.1 RFIDの内部メカニズム
     [コラム]インベントリ・フラグについて
6.2 RFIDリーダの選定ポイント
第 III 編 RFIDシステムを構築する
第7章 RFIDシステム構築の進め方
7.1 システム構築の進め方
第8章 国際標準による可視化システム
8.1 国際標準による可視化システム
第 IV 編 RFIDのソフトウェアを開発する
第9章 RFIDソフトウェア開発上のポイント
9.1 SDKとは
9.2 LLRPとは
9.3 ALE(Application Level Event)とは
9.4 プログラミング上の注意点
第10章 具体的なプログラム方法
10.1 デンソーウェーブ社のSDKを利用してみる
10.2 開発の流れ
10.3 Zebra社のSDKを利用してみる
10.4 開発の流れ
巻末資料
巻末資料1 エンコードの仕方
巻末資料2 タグ領域の大きさ一覧
巻末資料3 Chipの製造企業番号(抜粋)
巻末資料4 ビジネスステップ考察