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  実践 SIP詳解テキスト  

RFC3261(SIP)を徹底解説!!
澤田拓也/池田徹/木下岳人/西澤哲夫/川島倫央 著
B5判
528ページ
定価:4,200円+税


ISBN:4-89797-638-3
(新ISBN:978-4-89797-638-9 〔※2007年1月1日より適用〕)
 IP電話のプロトコル(通信規約)の主流であるSIPのすべてをこの一冊に集約しました。本書は、SIPについて理解を深めたい技術者やSIPサーバなどのアプリケーションを作成する開発者にとって必携の一冊です。SIPにおけるNAT越えの仕組みや、次世代ALL-IP移動体網におけるSIPの働きも確実にわかります。
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■ちょっと閲覧      
 ・SIP標準化の歴史(1章コラム) (333KB)
 ・SIPとリアルタイム通信(2章1節) (316KB)
 ・HTTPダイジェスト認証(3章13節) (386KB)

[「SIP 詳解テキスト」刊行に向けて]より一部抜粋
SIPのおかげでなぜネットワークが全く異なったやり方でデザインされるのかについて、澤田氏は非常に優れた解説を行っています。彼はインターネットのエンド―トゥ―エンドのパラダイムとその柔軟性についてまず説明を始めています。SIP の背景にある哲学を紹介した後、SIP とSIP 関連技術に関する包括的な解説を行っています。読者はSDP やRTP、NAT 越え、PSTN インタワークなどの章をとりわけ興味深い内容であると感じるでしょう。
澤田氏は長年の間、アジア地域におけるSIP 技術の強力な推進者のひとりです。特にSIP とPSTN のインタワークの分野において活躍しており、IETF の技術仕様を日本のISUP に関連した要求条件を考慮して、インタワーキングの具体的方法を策定するように働きかけました。長い間かけて英語で書かれた重要なSIP 技術文書が日本で紹介された後、澤田氏はついに直接日本語でSIP に関する本を書き上げることとなりました。
日本でのSIP の成功に多大な貢献をした人の本を読む機会を逃さないように。
IETF SIPPING ワーキンググループ議長(RFC3261著者)
ゴンザロ・カマリロ

第1章 SIP (Session Initiation Protocol)とは?
1.1 SIPとは?
1.2 SIPのメリット
1.3 SIPの適用
● コラム SIP標準化の歴史
第2章 SIPのフレームワーク
2.1 SIPとリアルタイム通信
2.2 SIPエンティティとレイヤモデル
2.3 SIPシーケンス例
第3章 SIP (RFC3261)詳説
3.1 SIPメッセージ
3.2 一般的なSIP ユーザエージェントの動作
3.3 リクエストのキャンセル
3.4 登録処理
3.5 能力問い合わせ
3.6 SIPダイアログ
3.7 セッションの開始
3.8 セッションの管理 (更新と終了)
3.9 プロキシサーバ
3.10 トランザクション
3.11 トランスポート
3.12 SIP URI
3.13 HTTPダイジェスト認証
3.14 セキュリティに関する考慮事項
3.15 SIP機能拡張モデル
3.16 SIPサーバのアドレス解決 (RFC3263)
● コラム ABNFについて
● コラム 暫定レスポンスの送信について
● コラム ロケーション情報の状態遷移について
● コラム ダイアログの状態遷移について
第4章 SDP (RFC2327)およびオファー/アンサーモデル(RFC3264)詳細
4.1 SDPの前提知識(セッションとメディア)
4.2 SDP(Session Description Protocol)詳説
4.3 RFC3264(オファー/アンサーモデル)概要
4.4 SIPにおけるオファー/アンサーモデルの適用
● コラム メディアの受信タイミングについて(メディアクリッピング)
第5章 RTP(RFC3550/RFC3551)詳説
5.1 RTPとは?
5.2 RTP(Real-time Transport Protocol)の仕組み
5.3 RTCP(RTP Contorol Protocol)の仕組み
5.4 RTPによる音声の伝送
● コラム NTPタイムスタンプ
第6章 その他のSIP関連拡張機能
6.1 暫定レスポンスの送達確認‐100relオプション(RFC3262)
6.2 SIPイベント通知メカニズム(RFC3265)
6.3 SIP UPDATEメソッド(RFC3311)
6.4 REFERメソッド(RFC3515)
6.5 セッションタイマ(Session Timer)
第7章 その他のSIP関連技術
7.1 バック‐トゥ‐バックユーザエージェント(B2BUA)とセッションボーダコントローラ(SBC)
7.2 SIPとNAT問題
7.3 SIPと他のマルチメディア通信プロトコルとの比較
7.4 次世代All-IP移動体網(3GPP/3GP2)におけるSIP
第8章 既存電話網とSIPの相互接続
8.1 回線交換電話網とSIP
8.2 ISUP(ISDN User Part)
8.3 回線交換電話網とのインタワークについて
8.4 日本における回線交換電話網とSIP網のインタワーク
● コラム INFOメソッドとプッシュボタン
● コラム TTCにおけるSIP標準化状況
第9章 IETF標準化活動概要443
9.1 IETF(Inter Engineering Task Force)について
9.2 IETF技術文書(RFC文書)
● コラム IETF会合と“IETF道”
● コラム IETFメーリングリストについて
第10章 SIP関連リスト
10.1 関連RFC文書一覧
10.2 SIPプロトコル規定値一覧
10.3 SDP関連規定値一覧
10.4 RTP/RTCP関連規定値
第11章 参考文献
11.1 IETF文書
11.2 その他の参考文献
11.3 参考Webサイト